ESPNが選出する歴代トップ100選手 イチローが46位にランクイン

「ESPN」はメジャーリーグの歴代トップ100選手をランキング形式で紹介する特集企画を実施しており、日本時間2月1日に発表された100~51位に続いて、同2日には50~26位が発表された。アメリカ野球殿堂入りを果たした名選手や現役のスーパースターたちが名を連ねるなか、イチローは46位にランクイン。ボブ・フェラー(50位)、フランク・トーマス(49位)、ナップ・ラジョイ(48位)、ウォーレン・スパーン(47位)らよりも高い評価を受けた。同3日の夜には25~1位が発表される予定となっている。

「ESPN」のデービッド・ショーンフィールド記者は、イチローの選出理由について「イチローは日本人野手初のメジャーリーガーであり、ステロイド時代にデッドボール時代のようなユニークな打撃スタイルを見せた。最初の12シーズンで平均159試合に出場するなど驚異的な耐久性を誇り、2004年にマークした史上最多の262安打を含め、最初の10シーズンはいずれも200本以上の安打を放った。マリナーズに移籍したのは27歳のときだったが、それでも通算3000安打を達成。日本でのキャリアを含めると4367安打になる。パワーヒッター全盛の時代において異彩を放つ存在だった」と記している。

現時点で発表されている100位から26位までのランキングは以下の通り。

26位 アレックス・ロドリゲス
27位 ロベルト・クレメンテ
28位 デレク・ジーター
29位 ジョニー・ベンチ
30位 アルバート・プホルス

31位 マリアーノ・リベラ
32位 サンディ・コーファックス
33位 ボブ・ギブソン
34位 ピート・ローズ
35位 ジョシュ・ギブソン

36位 トリス・スピーカー
37位 ジョー・モーガン
38位 ジャッキー・ロビンソン
39位 ヨギ・ベラ
40位 ジミー・フォックス

41位 サチェル・ペイジ
42位 ノーラン・ライアン
43位 ジョージ・ブレット
44位 トニー・グウィン
45位 ウェイド・ボッグス

46位 イチロー
47位 ウォーレン・スパーン
48位 ナップ・ラジョイ
49位 フランク・トーマス
50位 ボブ・フェラー

51位 アーニー・バンクス
52位 クレイトン・カーショウ
53位 オスカー・チャールストン
54位 レフティ・グローブ
55位 レジー・ジャクソン

56位 デーブ・ウィンフィールド
57位 ピート・アレクサンダー
58位 スティーブ・カールトン
59位 ミゲル・カブレラ
60位 ホワイティ・フォード

61位 カール・ヤストレムスキー
62位 メル・オット
63位 デービッド・オルティス
64位 エディ・マシューズ
65位 マックス・シャーザー

66位 カル・リプケンJr.
67位 ブルックス・ロビンソン
68位 マニー・ラミレス
69位 オジー・スミス
70位 ハーモン・キルブリュー

71位 アル・ケーライン
72位 ジャスティン・バーランダー
73位 ウィリー・マッコビー
74位 フアン・マリシャル
75位 ロッド・カルー

76位 キャップ・アンソン
77位 ブラディミール・ゲレーロ
78位 チッパー・ジョーンズ
79位 ハンク・グリーンバーグ
80位 ロビン・ヨーント

81位 マイク・ピアッツァ
82位 エディ・コリンズ
83位 ロイ・キャンパネラ
84位 ポール・モリター
85位 ジム・パーマー

86位 ロベルト・アロマー
87位 カールトン・フィスク
88位 ウィリー・スタージェル
89位 シューレス・ジョー・ジャクソン
90位 イバン・ロドリゲス

91位 ライン・サンドバーグ
92位 ロイ・ハラデイ
93位 ジョン・スモルツ
94位 ブライス・ハーパー
95位 デューク・スナイダー

96位 チャーリー・ゲーリンジャー
97位 エイドリアン・ベルトレイ
98位 ジム・トーミー
99位 フィル・ニークロ
100位 バリー・ラーキン

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