糸魚川市は９日、８日午前１１時４２分に同市役所宛てに「２月１４日に市役所、市内小中学校を爆破する」内容のメールが届いたと発表した。
市は市民、児童生徒らの安全を最優先するため、１４日は終日、市役所本庁舎を臨時閉庁、全小中学校（ひすいの里総合学校を含む１９校）を臨時休校とする。児童クラブ室も休室となる。同じ敷地内の糸魚川東保育園、田沢幼稚園、田沢地区公民館、田沢体育館、亀が丘体育館、木浦地区公民館も臨時休園、休館とする。
同日は閉庁、休園、休館する各施設への電話による問い合わせはできない。急ぎの問い合わせ先は能生事務所（電０２５・５６６・３１１１）、青海事務所（電０２５・５６２・２２６０）。能生、青海両事務所、ガス水道局、消防本部は通常通り業務を行う。
１１～１３日の連休中は、市役所本庁舎内へは職員を含めて立ち入り禁止。学校も原則入校禁止となる。学校や体育館の社会体育施設の利用は１０日夜から１４日まで使用停止とする。市は警察と連携の上、戸締まり、巡回など安全確保に努める。安心メールやホームページなどで市民周知し、対象施設には近づかないよう注意を呼び掛けている。
同市では令和２年７月２７日にも、市役所本庁舎への爆破予告が１週間前にメールで届いた。予告時刻になっても爆発はなく、安全を確認した後に閉庁を解き、業務を再開した。
