北京冬季オリンピックのスノーボード・ハーフパイプ女子決勝が10日、北京北西部の河北省張家口市・雲頂スノーパークで行われ、妙高市出身の冨田せな選手(22、チームアルビレックス新潟)が同種目日本人初のメダル(銅)を獲得した。妹のるき選手(20、チームJWSC)も5位に入賞した。
せな選手は前日の予選を5位で通過し、この日の決勝1回目で86・00の高得点をマーク。2回目もフロントサイド1080(横3回転)を決め、88・25点と得点をさらに伸ばした。競技後、テレビのインタビューに「びっくりしている。とてもうれしい」と話し、うっすらと涙をにじませた。
優勝は1回目に94・00点をマークしたクロイ・キム選手(21、米国)で2連覇を果たした。