リーグ3連覇を狙うJ1川崎に今季加入したタイ代表MFチャナティップ(28)が12日、富士フイルム・スーパーカップで公式戦デビューした。浦和に0―2で敗れたが、周囲と息の合った連係も見せるシーンもあり、「自分らしさも出せた」と手応えを語った。主な一問一答は次の通り。
―試合を振り返って。
「チームに入って間もないので、まだ慣れていない部分がある。プレー的にも硬いかな、という感じはする」
―攻撃的MFに入った後半には良さも出た。
「時間がたつにつれて、自分らしいサッカーができるようになった。チームメートもやりやすくなったと思う。前半は硬さが出た」
―今後の課題は。
「チームのコンセプトがある中で自分らしいサッカーができないと全てが終わってしまう」
「チャナティップらしいサッカーを見せれば、よりいいプレーができる。来週(の開幕戦)もそういうところにフォーカスしたい」
―浦和の守備強度について。
「浦和の守備というより、失点が早かったので慌ててボールを支配しないといけない気持ちになった」
「オープンな試合になり、前線に人を置いてカウンターを受けやすい状況で、難しい試合になってしまった」
―自分らしいプレーを見せられなかった原因は。
「チームメートを見過ぎて、相手を見られなくなってしまった。ボールをもらい、ターンして配球するのが自分の特長。周りが見えていなかったのが原因の一つ」