金正日総書記は朝鮮の未来を見据えていた 貫かれた社会主義への信念

帝国主義者たちと反動勢力は、まるで資本主義が「勝利」し、社会主義が「終末」を告げたように騒いでいるが、人類が社会主義へと進むのは歴史的発展の法則だ。 1992年1月3日、金正日総書記が朝鮮労働党中央委員会の幹部たちと交わした談話の一節だ。

 東欧社会主義が崩壊したのに続き、ソ連が解体されたのが1991年12月。その直後に社会主義が勝利する断言する指導者がいただろうか。当時は多くの人々が米国を「唯一超大国」と呼び、「一極化された世界」について語っていた。

金正日総書記

今では、どの見解が正しかったのかを確認できる。

朝鮮は社会主義の旗を掲げて前進している。衰退する米国のけん制を受ける中国もそうである。

資本主義の国々が繁栄を謳歌していると豪語する人々は少数派になった。

試練に直面しても信念を捨てず、それを最後まで貫徹した結果だ。金正日のリーダーシップによって、朝鮮は帝国主義連合勢力と戦い東アジアの一角で社会主義を守った。

今日は金正恩総書記の指導の下、「すべての人民が幸せを享受する繁栄する社会主義強国」を建設している。

社会主義を核とする朝鮮-中国の親善友好関係も新たな発展段階に入り、「一つの参謀部で緊密に協力する朝鮮と中国の協同」(金正恩総書記)が国際政治に大きな影響を及ぼしている。

あの時、金正日総書記は朝鮮の前途と世界の未来をしっかりと見据えていた。傑出した指導者の先見の明と指導力、その大きな業績があったからこそ、今日の朝鮮があり、自主化・多極化を目指す世界の流れもある。

2月16日、金正日総書記の生誕80周年を迎えて、改めて思い起こす。

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