【クチコミ情報局】〜宇都宮市下ケ橋町(さげはしまち)・白鳥飛来地〜

 16年ほど前から、宇都宮市下ケ橋町の水田に飛来するようになった優雅な白鳥。「SK(下ケ橋・河原)農村環境保全会」の桜井忠夫会長に話をお伺いすると、はじめは10羽程度でしたが、今では約200羽以上もの白鳥が、何百キロも離れたシベリアから越冬のために、この地区に飛来するようになったそうです。白鳥はオオハクチョウ、コハクチョウ、そのほかにも、マガンやセイタカシギといった渡り鳥を見ることも。少しずつですが白鳥は、またシベリアへと帰りはじめるため、この光景が見られるのは2月末近くまでだそう。

 飛来地である水田は、阿久津大橋手前の県道氏家宇都宮線の北側。見学は自由ですが、野生動物のため白鳥を驚かせないよう、公共のマナーを守りながら静かに離れてご覧ください。

 

 阿久津大橋付近に、たくさんの白鳥がやってくる水田があります。県内でも珍しい飛来地のようで、毎年楽しみに白鳥を見に行っています (40代・みんさん)

© 栃木ダイレクトコミュニケーションズ