北日本と北陸地方では、あす21日（月）にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹いて、大しけとなる所があり、北日本と東日本の日本海側を中心に、大雪となる所がある見込みだ。暴風雪、高波に警戒するとともに、大雪による交通障害に警戒・注意が必要だ。
伊豆諸島付近には、前線を伴った低気圧があって、急速に発達しながら、20日（日）夜には千島近海へ、21日（月）夜には、千島の東へ進む見込みだ。また、北日本の上空5000メートル付近には、－39℃以下の、東日本の上空5000メートル付近には、－33℃以下の寒気が流れ込み、日本付近は21日にかけて、強い冬型の気圧配置となる見込み。
暴風雪・高波
北日本と北陸地方では21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなるおそれがある。
■21日にかけて予想される最大瞬間風速
北海道、東北 35メートル
■21日にかけて予想される波の高さ
北海道、東北、北陸 6メートル
暴風、猛ふぶきによる交通障害、高波に警戒が必要だ。
大雪
低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本と東日本の日本海側を中心に、その後、22日（火）にかけても、雪の量は増える見込み。
大雪による交通障害に警戒・注意するとともに、電線や樹木への着雪、なだれにも注意が必要だ。
■予想降雪量（多い所）
＜21日(月)午前6時まで＞
北陸 70センチ
関東甲信 60センチ
北海道 50センチ
＜22日(火)午前6時まで＞
北陸 60～80センチ
関東甲信 50～70センチ
北海道 40～60センチ
