【ここいろ】山口県山口市。スーパーフードを生育|友永翔さん[山口市地域おこし協力隊]

空に向かってスッと伸びる一群の植物。高さはいずれも2メートルと少し。枝には小さな葉をたくさんつけています。インド原産のモリンガ。「奇跡の木」とも呼ばれるこの植物の栽培が、山口県山口市の鋳銭司(すぜんじ)地区で少しずつ広がっています。

「まだ始まったばかりですが、モリンガの可能性は大きいと感じています」

そう話すのは、この地区でのモリンガ栽培の呼びかけ人で、山口市の地域おこし協力隊の友永翔さん。現在、友永さんをはじめ、近隣の住民3人がそれぞれの畑で栽培しています。「ほかにも関心を持っている方は結構いらっしゃいます。これからもっと増えていくでしょうね」

友永翔さん

90種類もの栄養素。アメやラスク、コーヒーで美味しく摂取

モリンガは、ワサビノキ科の植物。葉には約90種類もの栄養素が含まれているため、東南アジアなどでは食糧難や飢餓対策としても栽培されています。WFP(世界食糧計画)では貧困地域の栄養失調対策の補助食品としても採用しているスーパーフードです。

「必須アミノ酸もすべて含まれています。食糧難対策に限らず、お肉が食べづらくなったお年寄りのタンパク源にもなります」

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料理研究家やベーカリーと提携して、加工食品づくりにも取り組む友永さん。
元は大学職員として、地域活性化の企画に携わったことがきっかけで、地方移住を考え始めました。

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