糸魚川市能生地域の島道で23日発生した雪崩で、連絡が取れないでいた同所の入浴施設「島道鉱泉」の能登匡史さん(55)が25日午前11時10分に発見。同40分に死亡が確認された。同49分に立ち会った能登さんの家族が本人と確認した。
能登さんは23日午後3時30分ごろ、家族に帰宅するとの電話をして以降、連絡が取れないでいた。能登さんが雪崩に巻き込まれた可能性があるとして捜索活動が行われ、25日も早朝から捜索が行われていた。
同市の米田徹市長は同日、以下のメッセージを発表した。
島道地区の雪崩で行方不明となっていた方が発見されましたが、残念ながらお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
現地本部は本日午後3時をもって解散いたしますが、融雪災害警戒本部で引き続き警戒して参ります。
当市では山間部を中心に平年を上回る積雪があり、今週末から気温も上がる予報となっております。雪崩の危険性が高まっておりますので、十分ご注意いただき、兆候を発見した場合は、消防本部までご連絡をお願いいたします。