イケメンの出演で注目を浴びそうな高校野球映画

俳優の醍醐虎汰朗が今秋公開の映画「野球部に花束を」に主演し、黒羽麻璃央と高嶋政宏が共演することを、各メディアが報じた。

漫画家のクロマツテツロウ氏の同名コミックが原作。中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した主人公の黒田鉄平(醍醐)が、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセットしてしまいストーリーが展開。笑えて切ない球児の日常を描いたコメディー・エンターテイメント作品だ。

野球未経験という醍醐だが、役作りについて「まずは高校球児に近づきたくて、クランクインまで野球を一から教わりひたすら練習に励みました」。

公開された丸刈りのビジュアルは強烈だが、「坊主にしたのは中学生以来だったので、何回鏡を見ても自分ではないみたいで、新鮮な気持ちで過ごしました」とコメントしている。

一方、黒羽は「自分自身が愛してやまない野球。お話を頂いた時からめちゃくちゃテンションあがりました。撮影期間も実際の部活のような感覚で過ごすことができました」と撮影を振り返っている。

「このところ、野球人気が低下しているせいもあってか、あまり野球を題材にしたエンタメ作品が製作されることがなくなっていた。そういう観点からしても、イケメン2人が出演する今作は注目を浴びるのでは」(芸能記者)

醍醐は、2019年公開の新海誠監督の長編アニメーション映画「天気の子」のオーディションで、2000人の中から主人公・森嶋帆高役に選ばれ一躍注目を浴びた。

黒羽は2012年、ミュージカル「『テニスの王子様』2ndシーズン」の菊丸英二役で俳優デビュー。2014年11月まで同作品に出演。その後は舞台を中心に俳優業で活躍。今年1月に女優の桜井ユキと結婚したことを発表した。

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