【ここいろ】山口県周南市。全国トップクラス!凄腕夫婦の自家焙煎コーヒー|amillcoffee(アミルコーヒー)

深煎りでありながら、透明感のある軽やかな味わい。ひと口目からていねいで親切、上品で飲みやすいブレンドコーヒーです。中盤からは、グラデーションのように味が変化していきました。これからこのコーヒーが“暮らしの一部”になるご近所の人たち。とっても、うらやましいです!

ここは、周南市の政所(まどころ)という町にできた自家焙煎コーヒー店「amillcoffee(アミルコーヒー)」。下松市出身の酒井直樹さんと妻のアンナさんが、2021年4月に開業しました。

酒井直樹さんと妻のアンナさん

コーヒー豆の販売を主としており、ドリンクをテイクアウトしたり、店内で飲んだりすることも可能。将来的には自家製焼き菓子の製造・販売も行いたいとのことです。

技術と経験に裏打ちされた本格コーヒー

コーヒーを淹れるのはアンナさんの担当です。おいしく淹れるコツは心を込めること……とともに、圧倒的な量の知識と経験に基づいた、毎日の緻密な調整でした。

抽出技術を競う全国大会「ジャパンブリュワーズカップ」第5位(2016年)の腕前。開業前は東京の人気コーヒー店に勤務していた

一杯のコーヒーを淹れるために、当然のように温度計を使うアンナさん。全ての器具を定位置にセットし、湯が適温になった瞬間に抽出を始めます。焙煎日からの経過日数によって粉量をわずかに変えるなど、レシピを毎朝調整しています。

コーヒーの淹れ方は、ハンドドリップだけでなく「エアロプレス」でお願いすることもできます。

アメリカで2005年に開発された抽出器具「エアロプレス」。注射器のような形にセットし、お湯となじませたコーヒー粉に空気圧をかけて抽出する

コーヒー豆の焙煎は直樹さんの仕事です。東京の有名店で鍛えたその味覚と嗅覚は折り紙付き。コーヒーの味を見極める力を競う全国大会で、3度の優勝経験を持っています。
「季節ごとに旬のコーヒー豆を仕入れ、そのコーヒーが持つポテンシャルを最大限に引き出す焙煎と抽出を心がけています」(直樹さん)

焙煎機は韓国から個人で輸入。コーヒー豆の香りの変化を確認しながら火力を調整。毎日15バッチ(回)ほど稼働

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全国でもトップクラスの技術を持つお二人が「町のコーヒー屋さん」を目指して東京から山口へ。

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