【滋賀の働くママを応援】「好き」を「本気の仕事」へ お店「Cielo」を通してママたちをつなげたい 2022年ピースマム3月号

【働くママを応援・ピースマム特集】

妊娠中から

ハンドメイドをスタート

古川 奈緒さん(ふるかわ なお)【9歳男の子・7歳女の子のママ】ハンドメイド子供服Cielo(シエロ)オーナー

今のお仕事をするきっかけ

第一子を妊娠して時間に余裕ができたため、わが子のための洋服づくりをスタート。出産して半年後には、ハンドメイド通販サイトで子ども服販売を始め、マルシェなどにも出店。第二子が生まれる1か月前、夫の満さんが病気で倒れ、家族を守るために家でできるハンドメイドが本気の仕事に。今では満さんも無事に仕事復帰し、楽しく仕事をする日々。

お店「Cielo」の誕生

大津にあるお店「Cielo」には、奈緒さんや作家さんのハンドメイド服や雑貨が所せましと並んでいます

●お仕事内容

家でミシンを踏んでいましたが、2019年にお店ができてからはショップ兼アトリエで制作をしながら接客や発送作業をしています。いろいろな作家さんとのコラボやバイヤーの仕事もあり、1日が24時間では足りない毎日。

子ども服・家族のピンチ

ママだからこそできたお仕事ストーリー

何となくはじめたハンドメイドが、生活を支える仕事になった奈緒さん。“自分の子どもに着せるなら”をイメージし、家族を想いながら努力を重ね、人気通販サイトランキング1位を獲得、ついには店舗とスタッフを抱えるまでに。お店は、ハンドメイドを楽しむママたちの夢を叶える場所になりました。

●奈緒さんのお仕事のビジョンとは

「ハンドメイドを好きなお客さまや作家さんが本当に優しくて、私自身もすごく優しくなった気がします。シエロの洋服がママ同士の会話のきっかけになったり、ハンドメイドに興味を持ち、楽しいことを仕事にしたいと思うママたちの活躍の場を作ることが目標。どんなママも育児や家事でイライラすることは少なからずあると思いますが、ママたちにとってシエロが、日常から解放される楽しい場であれたらと思います」。

スタッフとして働く作家さんと、一緒にお店をつくっています

《プライベート》

お店の経営は飲食店を経営する夫がサポート、育児や仕事は実家のお母さんにサポートを頼むことも。「家族が助け合うことで成り立っている」と奈緒さん。

■子育て応援情報誌「ピースマム」2022年3月号掲載

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