大分 多くの県立高校で卒業式

 県内のほとんどの高校で卒業式があり、卒業生がそれぞれの道へと進む大きな一歩を踏み出しました。

 大分豊府高校では265人が門出の日を迎えました。今年も新型コロナの影響で保護者の出席は各家庭1人のみで、在校生の姿もありません。

 代表に卒業証書が手渡された後、野尻明敬校長から「何事にも情熱を持って力強く歩んでほしい」とはなむけの言葉が贈られました。

 答辞では、卒業生を代表して松田健さんがコロナ禍での3年間の思いを述べました。

 卒業生代表・松田健さん「終わりの見えない制限だらけの生活様々な行事が縮小中止になるなかこの状況下での高校生活の意味を見出そうと、もがいた日もあると思う。しかし私たちが経験してきたことは私たちの強みにもなっています」

 県教委によりますと県立高校では約7000人が卒業する予定です。

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