今も続く地道な捜査 郵便局長殺害から24年 大分

大分市の松岡郵便局で起きた強盗殺人事件から2日で24年です。警察が情報提供を呼び掛けました。事件があった松岡郵便局の周辺では、警察官23人が情報提供を呼び掛けるビラ1000枚を各家庭に配ってまわりました。事件は1998年3月2日に起きました。松岡郵便局の局長だった大津豊記さん(当時57歳)が刃物で刺されて亡くなり、持っていたバッグが奪われました。警察はこれまでに延べ8万4000人の捜査員を投入しましたが、有力な手がかりは見つかっていません。

 大分東警察署刑事課強行犯係・首藤将来係長「被害者の無念を晴らすために私たちも捜査をしていますので、些細な情報でも構いませんので犯人につながる情報を求めていきたい」

 この事件に時効はなく、今も情報提供をもとに聞き込み捜査などが続けられています。警察は「思い当たることがあればすぐに連絡してほしい」と話しています。

© 大分朝日放送株式会社