水島新司さん追悼展、直筆イラストも公開 ゆかりの大和「ドカベンスタジアム」

水島さんのイラストなどが並ぶ追悼展=大和スタジアム

 今年1月に亡くなった漫画家の水島新司さんの追悼展が2日、神奈川県大和市内でゆかりのある「ドカベンスタジアム」(正式名・大和スタジアム、同市柳橋)で始まった。入場無料で8日(7日は休館)まで。

 水島さんとの縁は1996年、かながわ国体に向けた球場改修で面識があった施工業者からドカベンの壁画を飾ってはどうかとの提案があった。市の打診を受け3枚の大型イラスト画が寄贈された。その後、主人公の山田太郎捕手と里中智投手のブロンズ像2体も入り口に設置されるなど、高校野球ファンに親しまれてきた。

 追悼展はこうした経緯を写真パネル13点などで紹介。記念イベントに招かれた際に水島さんが模造紙に描いた直筆イラスト3点も公開している。

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