衛星関連実験、日本の非難は「無知の産物」   朝鮮外務省の研究員が指摘

朝鮮の偵察衛星開発のための実験をめぐって岸防衛相は「弾道ミサイル」としながら「日本と周辺地域、国際情勢の平和と安全に対する脅威」(5日)だと述べた。

朝鮮の国家宇宙開発局と国防科学院は、偵察衛星開発計画に従って、2月27日と3月5日に重要実験を行った。

宇宙から撮影した朝鮮半島の映像を公開した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

これに対し、朝鮮外務省日本研究所のキム・ソルファ研究員は6日、同省HPに掲載した記事で、「初歩的な判別能力すら失った無知の産物」だと一蹴。

朝鮮の実験が「偵察衛星開発のための計画に基づく正当な実験」だと主張したうえで、日本政府が朝鮮の人工衛星発射を機に偵察衛星を導入した事実に言及し、その目的が「わが国と周辺諸国の軍事的同行に対する偵察を強化し、侵略の準備を整えるところにある」と主張した

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