Hello Youthが23日発売の初フルアルバム「Nuff said.」に込めた意味は

聞けば絶対分かる!──。地元・福岡を拠点に活動しているアイドルグループ「Hello Youth(ハローユース=略称・ハロユス)」が23日に初のフルアルバム「Nuff said.(ナフ・セッド)」をリリースする。「何も言わなくても、聞けば分かる」という意味のアルバムタイトルにかけた意気込みをメンバーに聞いた。

ハローユースは2018年7月結成。活動開始直後に遭遇したコロナ禍などの逆境にもめげず表情豊かなパフォーマンスで活動してきた。メンバーは大葉みらい、花城玲奈、大島向葵、田仲笑茉、平松聖菜、藤咲まりな、矢野亜月の7人。キャッチコピーは「始まる青春」で、等身大の青春をテーマに、どんな世代でも青春はいつでも何度でもスタートできる!をコンセプトに熱い想いを込めたメッセージソングを届けている。

今回のアルバムについて田仲は「一本のライブのような感じになっています。(オープニングの)SEから入ってライブのようなセットリストを入れ込んだコンセプトアルバムになっているので、ぜひ飛ばさないで聞いてほしい」とコメント。また、「表題曲の『終われない夢』は、聞いたらすぐ前向きになれる曲で、絶賛青春真っ只中の学生さんや、スポーツを頑張っている人に聞いてほしい」(平松)。「この曲に私たちの今の気持ち入っているので、最後まで聞いてもらえれば、“言わなくても分かるだろう”と思います」(花城)とイチ推しする。 さらに藤咲は「『青』というバラード曲があるのですが、まだ一回もライブで披露してない曲です。バラードをソロでみんなが歌いあげるって今までやったことがなくて、イヤフォンで聞くと耳に直接声が響くじゃないですか。そこでメンバーが持っている個性的な声や歌詞に込めている感情を耳元に直接届けるっていうのが推しポイントです」。

コロナ禍でもライブ活動をメインに頑張ってきたというハロユスが、満を持しての初フルアルバム。藤咲は「全部聞いてほしいし、音源化された私たちの声とライブで歌っている私たちの表情だったり、パフォーマンスが加えられたライブのどっちも楽しんでほしいです。今からハロユスを好きになってくれる人は、どっちからでもいいと思うんですよ!ライブからでもアルバムからでも! どちらにも私たちの良さが出せた作品になっているので、それを伝えたいです」と猛アピールした。

アルバム発売に向け精力的にリリースイベントを行っているハロユスだが、先ごろ、「#シェアから始まる青春」のハッシュタグでTwitterとYouTubeでPR活動を始めた。平松は「YouTubeで配信されているインタビューです。みんな結構話していることが違うんですけど、私は今までみんなに話したことないことを披露したり、見てもらったら、平松のことをより深く知ることができるんじゃないかなって! 初めて見た人でもこういう子なんだなっていうのが分かってもらえる動画です」。動画の反響は、「まずメンバーでも知らないようなことを話しているので、それについてファンと話す話題ができますね。Twitterを見ていても、メンバーの『自分のハロユスはこんな感じだ!』という、ライブでは話せないようなことも聞けてうれしいという声もいただけているので、全員の動画が上がるのが楽しみです」(藤咲)。

昨年は5大都市ツアーを実施したハロユス。4年目はさらなる野望が! 「『課外授業』ってサブタイトルでツアー回ったのですが、福岡でやるのとは違う青春をいろんなところで味わえたので、今度はもっと力をつけた私たちで、もっと、もっとデカい課外授業ができたらいいな」(藤咲)。全国ツアーの夢に加えて地元福岡での目標も「(ライブハウスの)DRUM LOGOSでの単独ライブをフルで埋めたい」(平松)「その次は、さらに大きなキャパのZepp Fukuokaに進出したい」と夢は膨らんでいる。

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左から藤咲まりな、田仲笑茉、平松聖菜、花城玲奈

大島向葵→個人仕事(福岡のレギュラー番組TV収録)のため不在

矢野亜月・大葉みらい→学業(テスト)のため不在

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