日本気象協会は10日、今年5回目の桜開花予想を発表した。上越市の高田城址公園は4月4日に開花、9日に満開と、いずれも前回発表より1日遅くなった。
全国的には、九州から近畿で平年並み、東海から東北でもおおむね平年並みだが、平年より早く開花する所もある見込み。北海道ではかなり早い開花となる所があり、全国で記録的に早い開花となった昨年と比べると、九州から東北で1週間から10日前後遅くなるとみられる。
同日の高田城址公園は雪解け、除雪作業が進み、道や地面が見える場所が増えた。また、観桜会に向けた電線の設置、屋台の開設作業が進んでいる。桜の開花調査木の花芽はまだ小さいままだったが、薄寒桜(南二の丸広場)はピンク色のつぼみが見え始めていた。