〈動画あり〉「平和」2文字に願い込め 上越高・留学生ギタさんが書道パフォーマンス 帰国前に成果発表

 上越高(上越市寺町3、風間和夫校長)で短期留学しているプトゥ・ギタ・シャニ・マヤンティさん(16、インドネシア出身)は10日、書道パフォーマンスを行った。

半年間の留学生活の総まとめとして書道パフォーマンスをしたギタさん(中央)。メーンとなる「平和」の文字などを担当した

 ギタさんは昨年10月から同校に短期留学。2年1組の一員として学校生活を送り、12月からは書道部に所属。留学を終え、11日に帰国するのを前に、書道部での活動成果発表を兼ねてのパフォーマンスを実施。教員や生徒有志を書道室に招いて行った。

書道部では主に漢字を書いてきた。経験を生かし、大きな「平和」の字を書いた

 同部の竹田芽衣子さん(1年)、金子歩さん(同)と一緒に、音楽に合わせて大きな紙に揮毫(きごう)した。ギタさんはひときわ大きな「平和」の文字などを担当。世界平和への願いを込めた。

 日本文化に関心を持ち、レタリング(文字をデザインし書くこと)が好きだったことから、書道部を選び、初めて書いた字は「挑」。留学中にさまざまなことにチャレンジしたいという思いを込めた。「いろいろな経験をし、新しい友達に会えてうれしかった」と語った。

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