東日本大震災から11年 児童が防災について考える 大分

東日本大震災の発生から11年です。大分県内でも防災について考える取り組みが行われました。

国東市の国東小学校では、 防災士による講演会がありました。4年生から6年生、およそ100人が参加し、災害が起きた時の身の守り方や必要とされる非常食の量などをクイズを交えながら学びました。種類が豊富な防災食のほか、非常時用のトイレなども紹介され、初めて見る防災グッズに興味を持った様子です。

(防災士・明石佳子さん)
「子どもたちって食べたことがないもの、口にしたことがないものは非常時も食べない。大人も子どもも平常時にやってみてどうかなというのを話し合いながら、ともに学び続けることはとても大切」

給食では防災食を初体験。緊急時ではない今だからこそ、どういうものかを知り、有事に備えます。

(児童)
「家の物とかが多いので、100均とかで滑り止めとか家具を固定するようなものを買ってほしいと(家族に)言いたい」
(児童)
「1週間くらいの防災食などが必要だと聞いて私も家で確認してみたいと思った」

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