高校生の地元就職促進へ 大分市の高校で合同勉強会

高校生に地元での就職を考えてもらおうと、大分県内の企業が合同で勉強会を開きました。生徒たちには新たな発見もあったようです。

大分市の楊志館高校に、県内のホテルや飲食店、介護施設など、9事業所が集まりました。参加したのは就職希望の2年生およそ90人です。それぞれの教室に分かれ、各企業の採用担当者らが1日の仕事の流れや求める人材などを説明しました。

(生徒) 「接客業が気になっていたこともあって。自分が思った以上のことをお客様にしているんだなと思って、とてもためになった」

自動車の販売や整備を手がける会社に話を聞いた男子生徒は…。

(生徒)「整備をするイメージがなかったので驚いた。名前だけで想像するのはあまり良くないなって。ちゃんと話を聞いた方が自分の将来のためになると思った」

楊志館高校では例年、3分の2ほどの生徒が就職を希望します。大分労働局によりますとこの春の高校生の内定率は1月末時点で93.4%です。

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