APU立命館アジア太平洋大に1年半ぶりの留学生 大分

今月、政府が外国からの入国制限を緩和し、別府市のAPU立命館アジア太平洋大学にも、ようやく留学生がやって来ました。留学生の入国はおよそ1年半ぶりです。

別府市の立命館アジア太平洋大学には、春の訪れとともに久しぶりの留学生が。2020年9月に入学したフィジーからの留学生シヴォ・ワイサレ(21)さんです。新型コロナの影響で入学式も授業もすべてオンラインでしたが、初めて学び舎に来ることができました。APUの留学生の入国はおよそ1年半ぶりです。

(留学生・シヴォさん) 「ついにAPUのキャンパスに来ることが出来てとっても嬉しいです。オンラインではないキャンパスを体験できることにワクワクしています」

政府は、フィジーを新型コロナがまん延していない非指定国としています。シヴォさんは PCR検査が陰性で政府が指定する3回目のワクチン接種を受けていることもあり、待機期間なく入国できました。

(シヴォさん) 「ずっとバーチャルで一緒に勉強してきた仲間と対面して会うことを楽しみにしていますし、日本にやっとこれたので、日本で学べる日本の文化や日本語をしっかり吸収したい」

APUではまだ入国出来ていないおよそ1300人の外国人留学生のうち、100人ほどが今月中にキャンパスにやって来る予定です。

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