日田連続不審火の初公判 起訴内容認める 大分

日田市の焼き肉店に火をつけ、全焼させたなどの罪に問われている男の初公判が大分地裁でありました。男は起訴内容を認めています。

起訴状によりますと児玉泰輔被告は、2021年5月、日田市隈の飲食店にある幕に放火した罪と、2021年10月に日田市内の焼き肉店を全焼させた罪に問われています。

初公判で児玉被告は、「どちらの日も酒を飲んだ帰りで明確な記憶はないが、私がしたことで間違いない」と起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で「火をつけた時、周りに人はおらず、周辺に燃え広がる危険があることを分かっていた」と指摘しました。

弁護側は、今後の裁判で情状酌量を求める方針です。次回の公判は4月21日の予定です。

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