新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で15日、新たに14人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女6573人の感染が確認された。
県所管域では、新たに2283人の感染を確認したと発表したが、うち1610人は1月20日~2月21日までに陽性が判明していながら、秦野市と伊勢原市を所管する県平塚保健福祉事務所秦野センターから県への報告が遅れていた分をまとめて発表したとしている。報告の遅れは業務逼迫(ひっぱく)によるもので、健康観察など患者への対応は滞りなく行われたという。
横浜市は70~90代の男女7人の死亡を発表。うち3人はクラスター(感染者集団)が発生している病院に入院していた。
県所管域では、70~90代の男女4人が亡くなり、うち90代と70代の男性は、クラスターが発生した高齢者福祉施設の入所者だった。
相模原市は70~90代の男女3人の死亡を発表した。
このほか、県は新たに389人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は1万4111人になった。
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在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)は15日、基地関係者4人の感染を新たに確認したと発表した。