横須賀市のフェリー就航記念市民クルーズ 9千人超が応募、倍率45倍 

横須賀港の新港ふ頭

 横須賀市は14日、新港ふ頭(同市新港町)─北九州港のフェリー就航を記念して開催する「東京湾内周遊市民クルーズ」に定員(200人)の約45.5倍となる9101人から応募があったと発表した。

 クルーズは21日、新港ふ頭発着のフェリーで、東京湾内を約4時間かけて周遊する。市と東京九州フェリーは昨年7月のフェリー就航後、同8月に「夏休み市民クルーズ」を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止していた。

 市民を対象に1~9日に電子申請とはがきで募集していたが、想定を上回る応募数となり、市港湾企画課では「フェリーへの市民の関心の高まりを感じる。状況に応じて別の企画も検討したい」と話している。

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