教員不足解消を 大分

 

全国的に教員不足が問題となっている中、大分での教員の仕事に興味を持ってもらおうと、15日、オンライン説明会が開かれました。大分出身の大学生など90人が参加しました。県教育委員会の担当者が教師の仕事の魅力を紹介し、共働きや子育てをする人にも働きやすい環境づくりに努めていると強調しました。

 参加した学生「今まで関わってきた先生たちもすごく好きだったので、自分が学んだ環境で次は自分が教える立場に立って、大分県で教員をしたいと考えていた。大分県の2022年の教員採用試験の状況がどういう感じか知りたくて」

 2021年、県の教員採用試験では採用予定者517人に対し合格したのは453人でした。倍率は2.9倍で、直近15年間で最も低くなりました。県教委は2022年から1次試験を免除する対象を広げ、ほかの県での経験者は3年経った人が対象だったところを、2年に短縮して、より多くの受験者を募りたい考えです。

© 大分朝日放送株式会社