政府は観光支援策「GoToトラベル」の再開に先駆け、4月1日から「県民割」を地域ブロックごとに拡大する方針を固めました。大分県内でも期待や不安の声が聞かれました。
(県民) 「やっぱり、そういうのあったほうがいいですよね。ちょっと活気づくんじゃないかな」
(県民) 「それがあるから旅行に皆行きやすくなるのでいいと思います」
各都道府県が行う旅行割引支援策「県民割」。県内でも最大5000円の割引となる「新しいおおいた旅割」を実施しています。現在は県民のみが割引対象となっていますが、政府は4月1日からこの適用範囲を地方のブロックごとに拡大する考えを明らかにしました。
この発表に県民は・・
(賛成派) 「よく使っています。範囲が拡大してくれたら嬉しい」
(賛成派) 「経済の支えになる」
(反対派) 「感染が拡大する可能性。今じゃない・・」
別府市にあるこちらのホテルでは、去年3月のサービス開始から、お客さんの1割ほどが「旅割」を利用しているそうです。
(ホテル) 「福岡のお客さんが多いので期待している」
しかし、今後の集客に期待を寄せる一方、こんな不安も・・
(ホテル) 「また旅割が縮小となるとかなりきつい」
県内で利用された「新しいおおいた旅割」の総額は、1月末の時点で想定された割引き額は53%となっています。県は今後、隣県の感染状況などから4月1日からの適用は難しいのではと話す一方、 正式に決定すれば他県と話し合いを進め調整していくとしています。