【新型コロナ】茅ケ崎市保健所管内で3人死亡、127人感染 医療機関のクラスター拡大

茅ケ崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県茅ケ崎市は17日、同市保健所管内(同市、寒川町)で80~90代の男女3人の死亡と、新たに10歳未満~90代の男女127人の感染が確認されたと発表した。

 市によると、死亡した3人は、いずれもクラスター(感染者集団)の判明している医療機関の入院患者。90代女性は2月25日に陽性が判明し、3月5日に死亡。80代女性は2月22日に陽性が判明し3月11日に死亡した。80代男性は10日に陽性が分かり、13日に死亡した。3人はいずれも、死因は新型コロナウイルス感染症で、基礎疾患があったという。

 新規患者の感染経路不明は78人、陽性者の接触が49人だった。症状別では、軽症126人、無症状1人。同市在住が116人(市外在住含む)、寒川町在住が11人だった。

 クラスターの発生している管内の医療機関で新たに患者2人の感染が分かった。同医療機関での感染者は職員4人、患者52人の計56人となった。

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