えちごトキめき鉄道(鳥塚亮社長)の「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」(上越市東町)が19日、冬季休業を終えて2年目の営業を開始した。同日は雨のぱらつくあいにくの空模様となったが、幅広い世代が来場し、蒸気機関車(SL)の乗車体験などが楽しめる鉄道テーマパークを満喫した。
冬季休業中に、来場者が利用・滞在しやすい環境づくりに注力。床面の整備や各種案内看板の設置、扇形庫内に展示している国鉄急行形電車〝413系〟内に設けていたグッズショップの移設・キッズスペース併設などを行い、今期のオープンを迎えた。
昨年は頻繁に同施設に来場したという伊藤毅さん(26)は、「『(営業開始を)待ってました!』『やっと、このシーズンが来たな』という気持ち」と笑顔。「今年もたくさん楽しみたい」と声を弾ませた。
営業日は12月上旬までの主に土日・祝日。時間は午前9時45分から午後4時30分までで、最終入場は午後4時まで。
入場料は一般料金で大人1000円、子ども700円。シーズンパスポートは大人4000円、子ども2000円。
会場に駐車場はなく、公共交通機関または近隣の有料駐車場の利用を呼び掛けている。
詳細は専用ホームページで紹介している。問い合わせは同施設(電025・520・5551)へ。