Aぇ! group&よゐこが道頓堀川を初調査! 小島健、ジャニーズ&バラエティー初の道頓堀川ダイビングに「ジャニーズ初っていい響き。今後もとっていきたい称号の一つ」

MBSで放送中の、関西ジャニーズJr.の・Aぇ! group(正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉)と、お笑いコンビ・よゐこ(有野晋哉、濱口優)が出演する「関西ジャニ博」(土曜深夜1:30、関西ローカル)。番組では、4月2日の放送から、16・23・30日の4週にわたり、大阪・ミナミにある道頓堀川を調査。ロケを終えた2組が、その感想や見どころを語った。

同番組は、2025年の大阪・関西万博に向け、関西の街を舞台に、よゐことAぇ! groupがさまざまな実験・調査を行う“全編オールロケーション”のバラエティーだ。大阪府や大阪市への6カ月にわたる交渉により、実現したという今回の道頓堀川の調査。汚いイメージのある道頓堀川の現在の川の状態を確認、川にはどんな生物が生息するのか? 最新の水中ドローンや、昔ながらの「もんどり網」を使ったり、ダイビングの資格を取得した小島が潜水調査して、川を徹底調査していく。

道頓堀川に潜るのは、バラエティー初、ジャニーズ初のこと。挑戦したリーダーの小島は「ジャニーズ初っていい響き。今後もとっていきたい称号の一つですから」と満足げで、「水深は3mぐらいで、深くはなかったですが、底に着くと何かしらゴミがたくさんあって。スケートボードや財布、時計、携帯電話などを見つけて、拾得物は、警察に届けてきました。どんな反応されるのかな?と思ったら、慣れてはるようであっさりでしたね」と感想を話す。

道頓堀川は、汚い、臭いというイメージがあったという出演者たち。リチャードは「初めて大阪に来た時に、川のにおいなのか、『大阪ってクサ』って思った」、濱口もロケの前にスタッフから、「今回は1人しか潜れないので、若い子に道を譲ってください」と言われた際、カッコよく、「どうぞ」と言ったそうだが、実は「あの川に入らんで済むんや。こじけん(小島)かわいそうにと思っていた」と告白。そんな道頓堀川の印象だったが、水質はかなり改善され、川の透明度が増し、においもなくなっていたと報告。

バラエティー番組で使用するのは初めてとなる高性能なドローンを、水質調査の目的で使用。その操作を任された正門は、「カメラ機能がすごく高性能で、思ったよりも底まで見えて、水質が奇麗になっているのを実感できました。操作はプロの方に指導してもらいながら慎重に行いましたが、いい発見があったんじゃないかと思います」と期待をあおった。

さらに、佐野は、大阪城の外堀調査などに続き、「もんどり網」を使った漁に挑戦。「今回も前日から網を仕掛けに行ったんですが、道頓堀川では魚の姿を見たことがなくて、生き物がいるかどうか、専門家の先生も調査をしたことがない場所だったんです。そこを、府や市にご協力いただいて調査できることにワクワクしました」と話し、「結果、モクズガニ4匹とボラの稚魚5匹がとれました。奇麗な川にしかいないという在来種が2種類もとれたというのは、川が奇麗になってきている証拠だそうです」とうれしそうに伝えた。

そこで活躍したのが、抜群の視力を持つリチャードだったそうで、小さすぎて誰も見つけられなかったところ、リチャードが「ここにいますよ!」と何匹も発見したのだと、濱口が説明。専門家も「自分たちでは見つけられなかった」と驚いていたそうで、リチャードは「次は、僕の視力のよさがなくても見つかるぐらいに、大きくなった魚を捕まえたいですね」と笑っていた。

また、水質調査以外にも、道頓堀川周辺でのロケも敢行。福本は「僕らがお世話になっている松竹座の近くを、クイズをしながら練り歩くのも楽しかったですね。僕は小学6年生の時に(ジャニーズ事務所に)入って、今11年目なんですけど、最初は誰にも気付いてもらえなかった場所を、11年経って、よゐこさんと歩いているというのが、感慨深いものがありました」としみじみと語ると、佐野も「Aぇ! groupとして、初めてロケをしたのが道頓堀川だったんです。一寸法師のお椀を作って、川を渡るというロケをしたことを思い出しました」と懐かしい記憶がよみがえったことを明かした。

そして、昨年4月の番組スタートから、約1年。共演して感じたAぇ! groupの魅力について、濱口は「番組が始まる前に、スタッフさんから、『Aぇ! groupはすごく一生懸命でかわいいから、ぜひともよろしくお願いします』と言われて、事務所の人でもないのに、こんなにお願いするなんて、愛されているんだなと思ったんです。実際に一緒に仕事をしてみて、一つのことに夢中になるし、“頑張る+楽しめる”という部分が魅力なんじゃないかな。それから、メンバー同士、本当に仲がよくて、常にじゃれ合っている。僕らとは、年代的に親子ぐらい離れているけど、一緒に遊べるような距離感があって。『今後売れてくれよ』って素直に思える子たちです」とコメント。そんな濱口からの称賛に、正門をはじめメンバーたちは感激した様子だった。

続けて、有野は「Aぇ! groupはどのコンビも相性がよさそう」と話した上で、「でも、こじけんだけは、難しいのちゃう? だいたい、大晴が任されている感じ?」と指摘すると、それを受けて福本は「(小島は)全員に絡むけど、誰も相手にしてくれないから、俺に全部くるんですよ。さばき切れないぐらい絡んでくるんです」と説明。小島は「並びが隣だから…」と釈明する中、「楽しいよな?」と聞かれた福本は、「はい、楽しいです」とたどたどしく答えた。

そして、今回の番組を経て、末澤は「道頓堀川に奇麗なイメージはなかったので、水の中を見たら思ったよりも先が見えたりとか、底も見えたり、奇麗になってるんだなと実感しました。ただ、まだ完璧に奇麗というわけではなくて、ゴミもたくさんあったので、今回、携われことをきっかけに、もっと奇麗にしていく手助けができたらいいなと思いました。そして、視聴者の方にも、現状を知っていただくことができればうれしいですね」とコメント。

さらに、見どころについて正門が「初がたくさんつまっているところ。企画自体も初めてですし、最先端の技術を用いた調査を見てほしいですね。ジャニーズ初の(道頓堀川の)ダイビングもあります」とアピールすると、小島は「僕のギャグです! 道頓堀川が一つになりました!」とまさかのギャグ押し。「そのギャグを見せてほしい」という記者のお願いに、「できるかな?…1回やってみますね」と、ある歌を歌いながら、道頓堀川にあるグリコの看板のポーズをまねして見せた小島。リモート会見で、ギャグを披露した小島の頑張りに、よゐこは「ハートが強い!(笑)」と感心していた。

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