新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は23日、60~90代の男女4人の死亡と、10歳未満~90代の男女991人の感染を確認したと発表した。中等症6人、軽症950人、無症状13人、22人の症状が分かっていない。
市によると、中区の70代男性は、2月23日に発熱と咳(せき)があり、3月2日に陽性と判明。入院したが20日に亡くなった。
磯子区の70代男性は、8日に発熱し、陽性が判明。9日に亡くなった。
保土ケ谷区の90代女性は16日に発熱し、18日に陽性が判明。状態が悪化したため19日に入院したが、同日亡くなった。
南区の60代女性は、18日に自宅で倒れているところを発見され、救急搬送された。病院到着時は心肺停止の状態で、同日亡くなった。基礎疾患はなかったという。
市では横浜市脳卒中・神経脊椎センター(同市磯子区)と高齢者施設3施設で感染が拡大し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。