昭和電線HD、来年4月にグループ再編 事業会社2社を吸収合併 社名は「SWCC」に変更へ 

 昭和電線ホールディングス(川崎市川崎区)は29日、2023年4月にグループ再編を行うと発表した。事業会社2社を吸収合併し、持ち株会社から事業会社に移行。社名をSWCCに変更する。

 吸収合併するのは昭和電線ケーブルシステム(同)と昭和電線ユニマック(三重県)。これまで持ち株会社と事業会社の間で重複・分散化していた部門を集約し、コーポレート機能のスリム化を図る。

 また、主力事業であるエネルギー・インフラ、通信・産業用デバイス、電装・コンポーネントの3事業を、直接運営する機能を持たせるよう再編。グループの経営や戦略立案が、各事業の戦略と運営に直結する体制を構築する。

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