長崎で桜「満開」 平年より4日早く

満開の桜の下で花見を楽しむ市民=佐世保市天神町、天神公園

 長崎地方気象台は29日、長崎市の桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年より4日早く、昨年より6日遅かった。
 同気象台(同市南山手町)の標本木が8割以上開花すると「満開」となる。県内は高気圧に覆われ、長崎市の最高気温は20.1度で平年より3.2度、前日より3.6度上昇した。
 佐世保市内の公園では家族連れらがレジャーシートを広げて食事をしたり、新小学1年生がランドセルを背負って記念撮影したりしていた。同市大塔町の会社員、吉田絵里奈さん(31)は「花見が毎年楽しみ。満開の桜の下での食事は最高。癒やされた」とリフレッシュした様子だった。見ごろは満開から1週間ほど続くという。


© 株式会社長崎新聞社