日出生台米軍訓練前に地元説明会 大分

 

日出生台演習場でのアメリカ軍の実弾射撃訓練が4月に始まるのを前に、29日夜、周辺の住民を対象にした説明会がありました。由布市での説明会には演習場に隣接する若杉自治区の住民23人が出席し、九州防衛局や県の職員が訓練の計画やパトロールなどの安全対策を説明しました。訓練の時期がこれまでと違うことから、住民からは安全の確保を求める声が上がりました。15回目となる2022年度の訓練は4月16日から27日までで、射撃は10日間です。春に行われるのは初めてで、夜間の射撃も午後9時まで認められます。

 地元住民「規模縮小とか廃止とか言ってもそういうふうにはならないでしょうから、やるんだったら問題ないようにやっていただければ」

 由布市は今後、新しい情報があれば地区にチラシを配るなどして住民と共有する方針です。

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