〈新型コロナ〉感染者生活支援 自宅療養者に食料品 糸魚川市が配送 1カ月で36件64人

 糸魚川市は新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中の市内在住者を対象に、生活支援として食料品などの配送を行っている。

 配送品はご飯やパン、スープ、レトルト食品、除菌ウエットティッシュなど7日間分相当。3歳未満の対象者には子ども向けの品物を用意する。

 保健所から感染者に支援内容を情報提供し、希望者は市役所(専用直通電話)へ申し込む。申請を受け付けて市職員が地元店に発注、受け取り、対象者宅へ非対面で届ける。

 市健康増進課によると2月24日から始め、今月29日までに36件64人分の申請があった。

 濃厚接触者は対象としない。

◇民間薬局2カ所 抗原検査所追加

 同市内の民間薬局に無料の抗原検査所が追加設置された。アイン薬局竹ケ花店と同糸魚川南寺町店。既設のカワセミ薬局(南押上1)と合わせて計3カ所となる。

 いずれも当日予約制。対象者は感染不安を感じる県内在住者。PCR検査の結果待ちや濃厚接触者に認定されている人は受けられない。日時や予約受付などは市ホームページで掲載している。

© 株式会社上越タイムス社