新型コロナ 大分県内で411人感染 48日ぶり400人上回る

大分県内で31日に判明した新型コロナウイルスの感染者は411人で、48日ぶりに400人を上回りました。70代と80歳以上の感染者合わせて2人の死亡も判明しています。

感染者は、全ての年代で発生しています。 最も多いのが10代で91人、次いで20代が86人となっていて、この二つの年代で全体の4割以上を占めています。

新規感染者が400人を超えるのは2月11日以来、48日ぶりとなります。また、今月23日から9日連続で、感染者数が前の週の同じ曜日を上回りました。

国東市・九重町・姫島村を除く15の市と町で感染者が出ており、大分市が233人で半数以上を占めるほか、別府市の感染者が50人にのぼっています。

70代と80歳以上の感染者、合わせて2人の死亡が発表されました。県内の 新型コロナ感染者の死者は144人となりました。

感染者が増加傾向にあることについて、県は、就職や転勤、進学などで人の移動が活発化し、加えて送別会など会食の機会が増えるているためとみています。県は、移動先では感染リスクの高い行動を控えることや、会食の際には席の移動をしないといった対策をするよう呼び掛けています。

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