藤田ニコル、「テレメンタリー2022」で全編ナレーションに初挑戦!「プレッシャーではあったんですけど、すごくいい経験になりました」

藤田ニコルが、テレビ朝日ほかにて4月2日に放送されるテレメンタリー2022「菜桜18歳 “ダウン症のモデル”未来へ… 」(土曜午前5:20)で、ナレーションを務めることが分かった。

番組では、ダウン症候群というハンディキャップがありながらも、一昨年から本格的なモデル活動を開始した齊藤菜桜さんが、合併症による手術を繰り返しながらもショーに出続け、夢を追う姿を追う。

菜桜さんは9歳の時、ダウン症協会が開いたファッションショーで初めてステージに立つと、その後もウオーキングレッスンに通うなど、重度の知的障害がありながらも、マネジャーとして付き添う母親の由美さんとともに、モデルとしての努力を継続。昨年には東京ガールズコレクションがプロデュースする「TGC teen」に出演し、世界的なファッション雑誌「VOGUE」の日本版にも“SNS時代の新生クリエイター”と紹介されるなど、活躍の場を広げている。

一方、フォロワー数が3万9000人を超える菜桜さんのInstagramには、「なんで障害のある子を見なきゃならない」「ダウン症だから特別扱いされている」などの心無い声が届くことも。そんな声に対しても、「障害があってもなくても夢を持つのは自由」と由美さんは菜桜さんの活動を応援している。

藤田は以前から菜桜さんのモデル活動を知っていたこともあり、今回初となる報道ドキュメンタリー番組での全編ナレーションの依頼を快諾。彼女の印象を聞かれると、「本気で『モデルになりたい』という気持ちが伝わってきてうれしかったです。障害者だけのファッションショーではなく、みんなと一緒にいるのがすごくすてきだと思うので、いつか一緒にお仕事してみたいです」と共演を呼び掛け、エールを送る。

また、実際にナレーションを終え「菜桜さんの気持ちと、お母さんの気持ちと両方味わった感じがしました。しゃべるのは好きですし、自分の声は特徴があると思うので、ナレーションの仕事はうれしいです。自分の言葉やテンションで伝えなきゃいけない使命感はプレッシャーではあったんですけど、すごくいい経験になりました。純粋に楽しかったです」と大役を終えた感想を語っている。

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