大分県のブランドの養殖魚「かぼすヒラマサ」が、今年、初出荷されました。
小野諒馬・記者リポート:
「こちら早朝のセリで活気をみせる大分市の卸売市場なんですが、ご覧のように新鮮なお魚がならんでいます。
鯛などもあるんですが、そんな中で今日一番注目されているのがこちらのカボスヒラマサなんです。大分が誇るカボスシリーズの養殖ブランドが今日出荷日を迎えます」
かぼすヒラマサとは、「かぼすブリ」「かぼすヒラメ」に続く県と県漁協が開発したブランドの養殖魚で、カボスの皮をエサに混ぜて育てられるため食べた時に柑橘系の香りが口に広がるのが特徴です。県によりますと、今年のかぼすヒラマサは香り成分「リモネン」が100グラムあたり最高で0・88グラム含まれていて、香りがよく、上品な味わいだということです。
試食する人: 「おいひ~。コリコリしよっておいしいね!」
試食する人: 「おいしいな!うまいっすね!」
今日出荷されたかぼすヒラマサは100匹で、9月末にかけておよそ1万2000匹が主に県内に出荷されるということです。