どぶろっく、佐賀で“一物”探し! 下ネタはなし!? 地元初の冠番組の放送決定

サガテレビでは4月2日から、「どぶろっくの一物」(土曜午後6:00、佐賀ローカル)がスタート。どぶろっく(江口直人、森慎太郎)は、2019年の「キングオブコント」で優勝するなど実力派として知られるお笑いコンビ。そんな彼らは、実は佐賀県出身。同番組は、2人にとって地元初の冠番組で、いわば“凱旋”となる。

タイトルにもある「一物(いちもつ)」とは、「ナンバーワンやオンリーワンの物」ということ。自信を持って紹介できる一番の物や、その人にとって唯一無二の物を、どぶろっくの2人が見つける街ブラ番組だ。下ネタのイメージが強いだけに、土曜午後6時という放送時間にいささか不安も残るが、番組制作陣は「家族で楽しめる番組を目指しています!」と豪語。どんな内容に仕上がっていくのか楽しみだ。なお、初回の企画は、佐賀市内での“一物ぶら旅”。さらに、番組オリジナルの歌ネタも披露する。

番組の放送決定を受け、森は「われわれも佐賀県出身ですが、このロケを通して、さらに佐賀の魅力を感じ始めています。皆さんもぜひ番組を見て、僕たちの地元・佐賀に愛を持っていただけたらと思います」と意気込む。一方の江口は「いよいよ番組が始まるということで、もうちょっと先に延ばせませんか? まだ心構えができていません(笑)」と不安を見せるも、「笑いあり、涙あり、絡みあり、ポロリありと僕ららしさが詰まっていますのでぜひ温かい目で見ていただけたらと思います」と見どころを語った。

それに対して、同局の末次達也プロデューサーは「土曜午後6時の時間帯ですので、番組内に“絡み”や“ポロリ”はありません」とフォロー。それでいて、彼らの起用理由や、一見攻めたように見える番組タイトルについては「地元の放送局であるサガテレビだからこそ制作できる冠番組を作りたいと思いました。2人なら“一物”という言葉でも市民権を得ることができると思います」明かす。そして、「歌ネタのイメージの強い2人が、ロケをしている姿が本当に新鮮です! 幼なじみだからこそ醸し出すことのできるロケの空気感をお楽しみください。“どぶろっく”と“地元・佐賀の活性化”を掛け合わせた時に、どのような化学反応が起こるでしょうか。お楽しみに!」とコメントを寄せた。

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