9日に開幕を控えた野球の独立リーグのルートインBCリーグで、今季から指揮を執る神奈川の川村丈夫監督や藤本伸也球団代表らが7日、横浜市中区の神奈川新聞社を訪れ、シーズンへの意気込みを語った。昨季まで横浜DeNAの投手コーチを務めた川村監督は参入初年度の2020年以来のリーグ制覇と、球団初となるNPBへの選手輩出を目標に掲げた。
神奈川は昨季連覇に挑んだものの、東地区3位でシーズンを終了。南北2地区に分かれて8チームが争う今季は、南地区で王座奪還を狙う。開幕2連戦は9、10日にバッティングパレス相石スタジアムひらつか(ともに試合開始午後1時)で行われ、埼玉、茨城と戦う。
新指揮官は「投手力を底上げして優勝し、選手をNPB入りさせることを軸に据えて戦う。メンバーが大きく入れ替わり、新しい野球を見せられると思う」と自信満々。「地元の多くの球場で試合をするので、お近くの方はぜひ見に来てほしい」とも呼びかけた。
川村監督らは7日、県庁なども訪問した。