小木博明、リクルートスーツに違和感「薄気味悪くてさ、なんでああいう風にしてるの?」

7日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき 』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明がリクルートスーツについての違和感を語った。

番組では、矢作兼は新年度ということで、現場への移動中に新入社員らしき人をよく見かけ、自身が会社員時代を思い出すと話していた。

すると小木が「でもあの衣装っていうか、制服が気持ち悪いよね。あの~リクルート(スーツ)!」とリクルートスーツに関しての感想を語り、「紺のさ、みんなが一緒になって同じ格好じゃん? あれが薄気味悪くてさ、なんであ~いう風にしてるんだろうって思わない? 女性もみんなあの格好。1年目は絶対あれ着るんでしょ?」と違和感を明かした。

すると矢作は『Mr.ビーン』などで有名なコメディアンのローワン・アトキンソンが、日本人をネタにしたときの話を、「船が沈没して助けるんだけど特徴を言うのよ。日本人は誰かがやるとみんな同じことするから、そういう助け方の方がいいみたいな?」と説明し、「特徴みたいだよ、やっぱり」と周りに合わせがちな国民性だと話した。

薄気味悪いといった小木も「あれのおかげで、いいちゃ良いよね、怒られはしないもんね。これ着てると研修中とか勉強してる最中だから、まあいいかって感じにさせるためのあれなのかな?」とリクルートスーツによって新人と判別しやすいことについては認めていた。

矢作も「秩序を守るっていうので、悪い部分も良い部分もあるんだよやっぱり」と話し、芸能界でのリクルートスーツの利点について、「新卒ってことは22、3歳でしょ? 新卒の子が、テレビ局入るとき私服でいると、『誰だコイツ?』って思われちゃうんだって。あとタレントの楽屋まわりしてるとき『なんか素人がウロチョロしてる』とか思われちゃうから、男も女も私服だと。だから怪しまれないように(笑)。ある程度顔を覚えてくれたら私服でいいですよと」と解説したのだった。

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