朝ドラ「ちむどんどん」スタート 横浜・鶴見の郵便局で1日限定消印 窓口に700人、25日からは切手セット販売

放送開始に合わせた記念消印が押されたはがき=横浜市鶴見区の横浜仲通郵便局

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の放送が始まった11日、横浜仲通郵便局(横浜市鶴見区)は、記念の消印を押した。1日限定のイベントで、はがきなどに押してもらおうと多くの客が窓口に詰めかけた。

 消印は中央に「ちむどんどんするまち 横浜鶴見」と書かれ、シーサーや総持寺など、舞台に選ばれた沖縄や同区の観光シンボルが円状に描かれている。 

 消印を収集しているという同区に住む中澤晴美さん(70)は「とてもすてきで、1日だけではもったいない。押印したはがきを友人にも渡したい」と喜んだ。局によると、午前9時から午後5時までの営業時間内に約700人が訪れたという。

 日本郵便南関東支社(川崎市川崎区)は25日から、沖縄や鶴見の風景写真などをあしらったオリジナルフレーム切手セットも販売。桒原圭局長(37)は「ドラマ放送を機に、さまざまな文化に触れられる鶴見の魅力を発信していきたい」と話している。

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