小芝風花主演「妖怪シェアハウス」生配信イベントで裏話が続々!

テレビ朝日系で4月9日にスタートした連続ドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」(土曜午後11:00)。初回放送直前に生配信イベントが行われ、主人公・目黒澪を演じる小芝風花をはじめ、お岩さん/四谷伊和役の松本まりか、酒呑童子/酒井涼役の毎熊克哉、座敷童子/和良部詩子役の池谷のぶえ、ぬらりひょん/沼田飛世役の大倉孝二の“妖怪キャスト”が集結し、ドラマの魅力や裏情報を届けた。

ドラマは、目黒澪(小芝)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて直面するトラブルを妖怪たちに助けられながら成長していく姿を描く異色のホラーコメディーの第2弾。人の目を気にして悪目立ちすることを恐れていた澪が、自由に生きる妖怪たちと関わる中で、小説を書きたいという夢も見つけ、最後には「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった前作。しかし、現実は厳しく、気持ちはあっても金がなくては、小説を書くどころかまともな生活すらできない。またしてもボロボロのどん底に落ちてしまった澪は、シェアハウスに舞い戻り、再び妖怪たちと暮らすことになる。

生配信イベントでは、全員が和装を身にまとって華やかな雰囲気の中、キャストたちの撮影現場での裏情報が続々と明かされたり、視聴者から届いた質問に答えたり、さらにはサプライズ発表があったりと、終始大いに盛り上がった。キャスト同士でもツッコんだり、ツッコまれたりする笑いに絶えないやりとりが続き、「みんなでいじり合えるチーム、平和でいいな」「いい現場なのが伝わってきます」「メンバーみんな大好き!」といった多くのコメントも寄せられ、視聴者も一緒に楽しむ様子が伝わった。

シーズン2に突入し、和気あいあいとした雰囲気の撮影現場では、スタッフがキャストの㊙情報を続々とゲットしており、今回それを妖怪シェアハウス授賞式「The 1st YOKAI AWARDS」という形で、スタッフを代表した豊島圭介監督が発表することに。

最初に発表された「撮影は日々、絶対に笑ってはいけないグランプリ」は小芝が受賞。豊島監督が「本来笑っちゃいけない撮影現場で、小芝さんの笑い声がずーっとセットに響いていて。真面目にやってるのかな?という思いも込めて(笑)」と受賞理由が語られると、小芝は「賞の名前を聞いた時、キャストの皆さんが個性豊かで、本当に面白いお芝居をされていて、それを笑わないように耐えてる『頑張ったで賞』かと思ったら…まさかの“笑いすぎてる賞”だと思ってなくて(笑)」と戸惑いつつも、「撮影には真剣に取り組んでいました!」と訴えた。特に、大倉の芝居が小芝の笑いのツボに入ることが多かったそうで、「本当に面白くて笑いをこらえるのに必死で…」と、楽しい現場の様子を語った。

続く「現場の美意識を爆上げグランプリ」は松本が受賞し、本人も「常に美意識を磨きながら撮影に挑んでいました」と納得の様子。しかし、キャストたちは困ったこともあったそうで、大倉が「ハンドクリームを塗らせるんです」と言うと、毎熊も「僕も塗ったんですけど、のんべが持つ“こん棒”が滑るんです(笑)。武器を持つには向かなかったかな?」と苦労したことを明かした。

ほかにも、妖怪メークに時間がかかるため、朝3時起きで撮影現場に入る毎熊は「超絶早起きグランプリ」を、充実した撮影現場のお茶場に気が付くといつもいるという池谷は「お茶場の住人グランプリ」を受賞した。

授賞式の最後には、大倉が「アドリブフェスティバルグランプリ」を受賞。監督いわく「とにかく台本通りにやってくれない!」と嘆くと、大倉は「そんなことないですよ、僕はアドリブなんて言わないです」としれっと否定するも、松本から「ほぼアドリブだったのではないでしょうか」とツッコミが入った。この大倉のアドリブは、小芝が「笑ってはいけないグランプリ」受賞の元凶でもあったそうで、小芝は「(大倉さんは)ずっと小さい声でぼそぼそツッコんでくるんですよ。そのワードセンスが素晴らしすぎて笑っちゃう」とコメント。

生配信中に視聴者から寄せられた質問に答えるコーナーでは、「一番印象に残っているシーンは何ですか?」という質問に対して、松本が「最終回のラストはすごい面白かった!」と初回放送前に最終回の秘密に触れた。小芝も「もう楽しすぎて、アドレナリンが出まくって、興奮状態でした。ボルテージが上がり過ぎて、最終回すごいことになっていましたよね!」と続くと、思わず松本が「ミラクルが起きて、涼ちゃん(毎熊)が突然ワーっとなって…」と詳しく語ろうとして、危うくネタばれになりそうな一幕も。

また、「もし自分がシェアハウスで暮らすなら、どんな妖怪がいいですか?」という質問には、小芝が「脂肪溶解(=妖怪)。食べて欲しいところの脂肪を取って欲しい」と語り、「うまいネーミングだなって思っています」と自画自賛しつつにっこり。一方、松本は「詩ちゃん(=座敷童子)は絶対に必要です。映画『妖怪シェアハウス』で詩ちゃんの大事さが身に染みて分かるシーンがあって、感動します」と回答した。

生配信イベントでは「妖怪シェアハウス」番外編のオリジナルドラマ「ほんとに映画化するん怪?」のTELASAでの配信決定が伝えられ、小芝は「映画化決定を、澪と妖怪さんたちがお祝いするのですが、成功への道は険しいぞっていう現実に直面してしまって、大ヒットを目指してあの手この手で妖怪さんたちがヒットするために試行錯誤するドタバタ奔走ストーリーになっています」と見どころを紹介し、「本当に面白いので、ぜひ見てください!」と呼びかけた。

続いて、映画の公開日が6月17日に決定したことが発表。公開日の覚え方は「ろくろ首イイな」で、この語呂合わせにはスタッフの強い思いが込められているとのこと。前作から妖怪・ろくろ首を出したいという思いを抱いていたスタッフ一同だが、技術や予算の都合でかなわなかった。ついに映画にろくろ首が登場!?…みんなが期待する中、大倉が「なんと! 今回! あのろくろ首は…出ません!」と宣言すると、小芝らキャストが「出んのかーい!」とそろってツッコみ、チームワークのよさを見せてイベントは終了した。

なお、本イベントはアーカイブ配信中(https://youtu.be/SgAzDbOd5Rk)。生配信を見逃した人も視聴できる。TELASAでは、オリジナルドラマのほか、本編の見逃し配信、前作「妖怪シェアハウス」全話、そして前作に合わせて制作されたオリジナル番外編「妖怪談」も配信中だ。

© 株式会社東京ニュース通信社