11日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』（TBSラジオ）でタレントの伊集院光が、完全試合」を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手について話し、高校時代に県大会で連投させなかった國保陽平監督の采配に感謝した。
番組では、オープニングから野球好きの伊集院が、10日に行われたオリックス・バッファローズ戦で完全試合を達成した佐々木について話していた。
伊集院は佐々木が大船渡高校時代に一度観戦しに行ったことがあるそうで「高校3年のときに、最後に甲子園の予選で岩手で投げた時に、岩手まで観に行ったんですよ」と話していた。
しかし、観戦した試合は投げたが、次の試合は佐々木が投げなかったことに伊集院は驚いたそうで「それは監督の方針で、この佐々木って選手が、まだ線も細くて壊れやすい。で、『高校野球で全部を潰しちゃいけない選手なんだ』って言って」と同校の國保監督の指示であったと解説した。
この判断は当時から論争を呼んだとのことで伊集院は「エースなんだけど、投げないで甲子園にも行けず、終わっていく。で、そのときはわりと色んな人たちが『そんなことアリなのか？』っていう。投げずに彼の高校野球生活を終わらせちゃった監督っていうのはどうなんだっていう話を凄いしてたけど」と話し、今回の完全試合を踏まえ「もちろん未だにそれは違うって人はいていいけども。俺はちょっとありがとうって思うかな」と感想を語った。
さらに伊集院は「佐々木投手が甲子園そのまま連投して投げて、壊れたとは限らないけど」と前置きし、「エースを投げさせないで負けていったっていうことが、今の佐々木に繋がっているし。さらには今後、未来の佐々木に繋がっているなら、なんかちょっと高校の監督も報われたかなっていう」と國保監督の判断が正しかったことがある意味で証明されたのではとした。
