ドジャース快勝 カーショウ7回パーフェクト、下位打線が3者連発

【ドジャース7-0ツインズ】@ターゲット・フィールド

ドジャースは昨季終了後にFAとなって1年契約で残留したベテラン左腕クレイトン・カーショウが7イニングをパーフェクトに抑える見事なピッチングを披露。球数が80球に達していたため、7回限りでマウンドを降りたが、13個の三振を奪って無四球という圧巻のピッチングだった。ドジャースは下位打線の3者連続アーチもあり、ツインズに7対0で快勝。カーショウが今季初勝利をマークし、ツインズ先発のクリス・パダックに今季初黒星が記録された。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はパーフェクト投球を続けていたカーショウを7回80球で降板させることを決断。2番手のアレックス・ベシアが8回裏一死からゲーリー・サンチェスにヒットを許し、完全試合どころかノーヒッターすら消滅してしまったが、ロックアウトの影響でスプリング・トレーニングが短縮され、まだ調整が十分でないという事情もあり、カーショウは「正しい決断だった」とロバーツ監督の采配に理解を示した。

ドジャースは初回にジャスティン・ターナーが2点タイムリー、2回表にトレイ・ターナーが犠飛を放ち、3点を先制。8回表には7番コディ・ベリンジャーが初球を叩いて1号ソロ、8番ギャビン・ラックスも同じく初球を叩いて1号ソロ、9番オースティン・バーンズは2球目を打って2号ソロとわずか4球で3者連続アーチを記録し、9回表にはマックス・マンシーにも1号ソロが飛び出してダメ押しの7点目を奪った。

© MLB Advanced Media, LP.