新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で14日、4人の死亡と10歳未満～90代の男女3739人の感染が新たに確認された。
横浜市内で亡くなった2人はいずれもクラスター（感染者集団）が発生した施設の入所者。特別養護老人ホームに入所していた90代女性は5日に陽性が判明、入院したが7日に亡くなった。通所介護施設に通っていた80代女性は5日に陽性が判明、自宅で療養していたが13日に救急搬送され亡くなった。
川崎市の70代女性は11日に発熱し入院、12日に陽性が判明し、その日の夜に死亡した。市によると女性には神経系の疾患があったという。
クラスターが発生した介護老人保健施設に入所していた横須賀市の90代男性は、2月10日に陽性が判明し、入院していたが今月12日に別の病気で亡くなった。
県は7日に感染者として公表した秦野市の10歳未満の男児の発表を取り下げた。重複して発表していたためとしている。
このほか、県は新たに169人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万1330人になった。
