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2022年4月14日に公開された動画のテーマは……参院選2022・香川選挙区!
フリーランスライター畠山理仁氏が香川選挙区に注目する理由とは?
【このトピックのポイント】
・参院選・香川選挙区は現時点までに定数1に対して6名が名乗りを上げる激戦区に
・現職で自民党の磯崎氏有利?野党は比例票の底上げが狙いか
・2位以降の順位も注目。参院選後を占う試金石となるか
参院選2022 香川選挙区 予想される顔ぶれ
7月に予定されている参院選。
選挙取材歴20年超の畠山氏がおすすめする、注目選挙区の1つが香川選挙区です。
定数1に対して、現在6名が名乗りを上げる激戦区となっています。
・磯崎仁彦氏(現職・自由民主党)
・茂木邦夫氏(立憲民主党)
・町川順子氏(日本維新の会)
・三谷祥子氏(国民民主党)
・石田真優氏(日本共産党)
・広田晋一郎氏(NHK党)
香川県といえば、昨年の衆院選で香川1区での立憲の小川氏と、自民の平井氏の大激戦が記憶に新しいところ。
また、野党協力によって3つの小選挙区のうち2つで勝利をおさめることができた選挙区です。
今回の参院選では、一本化せず各党がそれぞれ候補者を擁立。その背景には一本化しても勝ち目が薄いということがあります。
現職の磯崎氏は岸田内閣で官房副長官を務め、2016年の参院選でも圧勝しています。
そんな相手候補者に対して、一本化するよりは各党がそれぞれ候補者を立てることで比例票の底上げを計るねらいがあるようです。
3月1日に行われた石田氏の立候補表明の記者会見では、独自候補擁立の理由について「(共産党は)一本化協議を呼びかけたが具体的な動きがなく、我慢できなかった」との話もあり、野党共闘はあまりうまくいっていないのかもしれません。
野党共闘は不調ではありますが、候補者6名を見てみると年齢・性別が非常にバラエティ豊か。
さらに、2位以降がどのような並びになるのかという点も注目ポイント。
結果が各党の参院選後の方向性を占うことになるかもしれません。
前回・前々回の参院選結果
ここで、前回2019年と前々回2016年の参院選の結果を振り返っておきましょう。
前回(2019年)
2019年は自民党の三宅氏が勝利。野党は無所属の尾田氏を統一候補として擁立しましたが、約4万5,000票の差で敗れる結果となりました。
前々回(2016年)
2016年は磯崎氏が約26万票を集め勝利。
民進党(当時)の候補者がいなかったこともあり、次点の候補者に大差をつける結果となりました。
動画本編はこちら!
畠山氏が「面白い」と言わずにいられない香川選挙区の注目ポイントとは!?
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