プホルスが通算681号の同点3ラン カージナルスは1点差で惜敗

【カージナルス5-6ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

セントルイスの英雄がまた一歩、目標とする通算700本塁打のマイルストーンに近づいた。3点ビハインドの3回表二死1・2塁のチャンスで打席に入ったプホルスは、ブリュワーズ先発の左腕アーロン・アシュビーが投じたスライダーをとらえ、レフトスタンドへ2号同点3ラン。この一発が通算681本目のアーチとなり、通算700本塁打まであと19本となった。なお、カージナルスは反撃及ばず、5対6でブリュワーズに惜敗した。

カージナルスは先発のダコタ・ハドソンが1回裏にいきなり3失点。しかし、3回表に相手のエラーから一死1・2塁のチャンスを迎え、ノーラン・アレナドはファーストへのファウルフライに倒れたものの、プホルスが2号3ランを放ち、試合を振り出しに戻した。プホルスは開幕8試合で早くも今季2本目の一発。今季が現役ラストイヤーになることを公言しているが、現在のペースで打ち続けることができれば、今季中に700本塁打の大台に到達することは十分に可能だ。

試合はブリュワーズが4回裏にウィリー・アダメスの押し出し四球で勝ち越しに成功。7回裏にはタイロン・テイラーの2点タイムリー二塁打でリードを3点に広げた。カージナルスも8回表に2点を返して意地を見せたが、最後はブリュワーズの守護神ジョシュ・ヘイダーが締めくくって試合終了。ブリュワーズ2番手のジェイク・カズンズに今季2勝目(0敗)、カージナルス先発のハドソンに今季初黒星(0勝)が記録され、今季4セーブ目をマークしたヘイダーは通算100セーブを達成した。

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