◆桐蔭学園9―5東海大相模
桐蔭学園は四回、4―2と逆転してなお2死満塁から、3番小林が左翼フェンスを直撃する走者一掃の二塁打。試合の流れを完全に引き寄せた。
「監督からスライダーが多くなってきたから狙っていけと言われて、そのスライダーがきた」と小林。前の打者2人が四球だったが、「相模も苦しい。ストライクを取りにくる」と積極姿勢で狙い球を待った。
慶応、横浜創学館と強豪を下しての東海大相模との対戦。「(相模は)ずっと目標だったが、勝てない相手ではないとチームで話して試合に入った」と振り返り、「もう一つ勝って関東大会に出て、夏の日本一への通過点にしたい」。大一番を制して手応え十分の様子だった。