ウクライナも舞台 映画「ひまわり」、神奈川・秦野で5月無料上映 戦時下の悲しい愛の物語

 ウクライナのヒマワリ畑が登場する映画「ひまわり」の無料上映会が5月4日、神奈川県秦野市平沢のクアーズテック秦野カルチャーホールで行われる。当日は会場に募金箱が置かれ、日本赤十字社を通してウクライナの人道支援に役立てる。

 ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナに思いを寄せ、平和への願いを込めようと、市と市民有志による実行委員会が主催した。

 映画は1970年公開で上映時間は107分。第2次世界大戦で引き裂かれた男女の悲しい愛の物語で、ハイライトとなるヒマワリ畑のシーンがウクライナで撮影された。市文化振興課の担当者は「ウクライナに思いを寄せ、8月以外にも平和について考える機会を持ってほしい」と話す。

 上映会は事前予約制。同課に電話やメール(bunsin@city.hadano.kanagawa.jp)、ファクスで氏名や人数、電話番号を記載し申し込む。午前10時上映開始で定員は400人。問い合わせは同課電話0463(86)6309。

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